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イニシャルコストとは?

「イニシャルコストとは?」に関する用語説明のページです。

飲食店店舗におけるイニシャルコストとは、飲食店経営の構想段階から開業するまでの間に必要となる費用の総体のことを言います。
イニシャルコストはその性格から大きく2つに分けることができ、ひとつは店舗物件の取得のために費やされるコスト、もうひとつは、物件取得後に開業準備のために費やされるコストです。

飲食店店舗の物件取得にまつわる費用には、物件の敷金や保証金、礼金などがあります。
これらの相場は賃料の10ヶ月分相当と言われていますので、かなり高額になります。また、物件を紹介してくれたことに対して、不動産会社に仲介手数料を支払う必要もあり、こちらは賃料の1ヶ月分が相場です。
つまり、物件取得に関してのイニシャルコストは、賃料の約1年分を想定しておかなければなりません。

続いて、物件取得後に想定されるイニシャルコストについても確認しておきましょう。
スケルトン状態の物件を取得した場合は、天井や壁、床などの造作の工事から始まり、テーブルや椅子などの什器の購入、厨房設備の導入など、設備面でのコストが必要になります。
また、店舗スタッフの募集広告や研修費、ユニフォームやメニューなどの制作費用やグルメサイトへの広告掲載費用など、さまざまな名目でのコストを計上しなければなりません。

イニシャルコストを抑えるためには、居抜き物件を取得することで、前の経営者が店舗の閉店に伴って格安で売却している厨房設備や什器などを買取ることで、新規購入する場合に比べてコストを大幅に削減することができます。

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