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業務委託(デメリット)とは?

「業務委託(デメリット)とは?」に関する用語説明のページです。

買取からすぐに業務を開始することが可能になります。

業務委託の【メリット】はこちら。

魅力的な業務委託ですが万が一店舗が繁盛せずに閉店した場合のリスクも考えなければいけません。どんな注意点があるか十分に把握して業務委託を上手に活用しましょう。

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デメリット1 契約途中での解約が難しい。

まず始めに業務委託とは委託会社に内装費用、保証金、物件取得費等の資金を立替えて貰い、契約期間中に家賃とは別に毎月返済をしていくスキームの事です。 通常の賃貸借契約で途中解約する場合、家主さんに解約告知を行い契約終了までに原状回復、もしくは後継テナントへ引継ぎをする事で契約終了となります。

一方の業務委託を解除する場合は当然立替えて貰った残債が残ってしまうので残存期間分の残債を一括して返済をする必要があります。自己資金で閉店した場合は、預けている保証金の中で解約期間中の家賃や原状回復費用を捻出する事はできますが、業務委託の場合は自己資金を運転資金に回してしまう事が多いので閉店する際に資金の余裕が無くなっているケースがほとんどです。解約したくてもお金が無い、そんなケースにならぬよう、もしも失敗した場合も考えておいた方が良いでしょう。

デメリット2 売上がすぐに手元に入らない??

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飲食店が他の業種よりも開業しやすいポイントのひとつに売上(日銭)がすぐに手元に入る事があげられます。しかし業務委託の場合は委託会社が資金を立替えている為、委託会社へ毎日売上入金をするのが通常です。毎日売上があればその中から仕入れ代金や従業員への給料が支払いが出来ますが、業務委託の場合は月1~2回に賃料やその他経費を差し引いた額が支払われる形になります。日々の売上があると何かと使ってしまうようなオーナー様には、業務委託のように決まった月に収入がある方が良いかもしれません(笑)

デメリット3 後継テナントを見つけづらい。

店舗を閉店する際に居抜きを上手に活用しながら後継テナントを探して原状回復を回避するケースは非常に多くなってきております。

業務委託で閉店したい場合はどうかと言うと、後継のテナントは前のテナントの業務委託の条件をそのまま引き継がなければならない事が多いです。 何故なら業務委託会社は立替えたお金が計画通りに回収出来なくなってしまうからです。 後継テナントが店舗の改装等をしないでそのままOPEN出来れば良いかもしれませんが、たいていは何かしら改装が必要となります。その分の費用も含めて毎月償却していかなければならなくなるのでランニング費用が重たくなるケースが多いです。

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以上3つの注意点いかがでしたでしょうか? 業務委託は、「出店スピードが速められる」「自己資金を運転資金に回せる。銀行借入枠を温存できる」「家主審査が通りやすい」と言う大きなメリットがありますが、その反面、業務委託の契約は普通の契約書よりも複雑になる事が多いのでしっかりとポイントやメリットデメリットを把握する事が重要になります。

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