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飲食店閉店のスペシャリストが教える注意事項【第2巻】(関係者編)

前回第1巻では契約書についてお伝え致しました。今回は閉店を決めた際に大家さん、管理会社、従業員、常連さんについて私の経験に基づいて、どのように注意してきたかをお伝え致します。

1.大家さんに対しての注意事項

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閉店する事が決まって大家さんが最も心配する事、それはズバリ次のテナントが決まるか?家賃が滞りなく入るか?の2点です。

例えばビルテナントの場合は、大家さんにもよりますが、大多数の方がローンを組んでビルを取得しています。テナントから家賃を貰い、それを銀行への返済に充てている方がほとんどです。その為大家さんから見ればテナントがいなくなる事は死活問題になりかねません。従って飲食店でも物販でも早く借りてほしいのが現状です。 逆に次のテナント候補(ここでは飲食店)がいれば、契約書がスケルトンになっていたとしても、、原状回復を免除してくれるかもしれません。 お知り合いに当たってみても良いかもしれませんね。

2.管理会社についての注意事項

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管理会社との関係は良好ですか?

というのもほとんどが管理会社=不動産会社ですので仲良くしておくといろんなメリットがあります。 例えば居抜きの状態で次のテナントさんを探してくれたり、大家さんを説得してくれるところもあります。 万が一の閉店時の金額を少しでも抑えるために、良好な関係でいて下さいね!!

3.従業員についての注意事項

Woman carrying dishes in Japanese style pub

開店してから閉店するまでの間で最も大切な従業員。閉店1ヶ月前までに告知しないといけないのを御存知ですか?

でも告知したらしたで、従業員のモチベーションは下がりっぱなし。場合によってはそれまでよく働いてくれてたスタッフも突然働かなくなったり、休んだり・・・それまでに信頼関係を築いておければいいのですが中々そうもいきません。

一番良いのは、次の働き場所を用意してあげることです。次のテナントが決まった場合に、そのまま採用して貰えないかお願いしてみるのも良いかもしれません、勿論面接を行い双方納得できれば当事者は喜びます。 選択の余地を与えるだけで、元々辞めたがっていたスタッフ以外は頑張って働いてくれることが多いです。信頼関係も築けます。 飲食店は今特に人不足ですから挑戦してみる価値有りです!!

4.常連さんについての注意事項

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今まであなたの店が好きで来てくれた常連さん。伝えてあげるべきかギリギリ迄伝えないべきか迷いますよね。

しかし、従業員に告知する前に伝えるのは危険です。ここはやはり従業員に告知する段階で伝えるのがベストです。閉店までの期間があれば、大きな宴会を開いてくれたり、さらに積極的にきてくれたり、意外な恩恵があります。

筆者の店舗閉店の際は大家さんへ引渡す前の掃除まで常連さんに手伝ってもらいました(笑)

以上、2回に渡る「飲食店閉店のスペシャリストが教える、閉店についての注意事項(第1巻)(第2巻)」は如何でしたでしょうか? 誰も店を閉めたいなんて本当は思いません。それでも決断された方、是非参考にしてみて下さい。